HOME > 2016年1月号 こだわりの売り場をReport!

部屋とフィールドをシームレスにつなぐブランド
INOUT(イナウト)


 

お店を訪れた人が、自分のライフスタイルを見つけられる
…そんなお店を訪ね、お店作り・売り場作りについて伺った

 
 
部屋で過ごすスタイルを、そのままアウトドアフィールドへ。キャンプをはじめ、いまアウトドアを楽しむライフスタイルが世の中で広がるなか、屋内と屋外をシームレスにつなぐファニチャーや生活雑貨を提案してくれる店、それが東京・東日本橋の『INOUT(イナウト)』。 取り扱うファニチャーはほぼ100%オリジナルで、素材の木の風合いを生かし天然由来の塗料で仕上げている。屋内外で兼用できるものがほとんどだが、「家の中でも外でも心地良く使って頂ける商品を提案しています」とイナウトストアの成田裕美さんは言う。

■物と心の両面で生活を楽しむためのお店

ゆとりをもって什器や商品が配置された店内は、まとまりの良い一体感のある空間となっており、散策を楽しむようにゆったりと商品を見ることができる。ふらりと訪れて買い物を楽しむ女性から、お目当ての商品を目的買いするアウトドア好きの男性まで、幅広い来店がある。ウェブで商品を見つけて遠方より訪れる方もいるそうだ。メインは30代~50代のお客様が多いという。売り場の品揃えはファニチャーが7割、生活雑貨やアパレルが3割。雑貨やアパレルではその6割がオリジナル仕様で4割が仕入れの商品だ。「“物と心の両面で“生活を楽しむ”ことが『INOUT』のメインテーマです」という成田さん。日々のいろいろなシーンに取り入れながら、長く付き合えるアイテムを提案している。


▲「自然体で自分なりのこだわりをもった方」をイメージし、品揃えをしている


▲『INOUT』の成田裕美さん(右)と店舗スタッフの西野順子さん


▲ファニチャーや生活雑貨の色合いは室内のインテリアにもグリーンのフィールドにも映える色を選んでいる


▲自然の風合いが感じられる暮らしの雑貨も扱っている


▲インテリアとしても、またアウトドアファンからも人気の高い「コーヒードリッパースタンド」9,000円(税抜)


▲屋内外で兼用できる「ジャストライトチェア」28,000円(税抜)


▲お店のある東日本橋にちなんだロゴ入りのTシャツも人気


▲家の中と外をシームレスにつなぐ空気感が漂うお店

『INOUT』を手がける「TAKU KOBAYASHI Design Studio」は、店舗のデザインやリノベーションを行っている。オリジナルファニチャーをはじめ、内装デザインをトータルに設計。リノベーションのご相談は下記ご連絡先まで。
 
「TAKU KOBAYASHI Design Studio」
http://www.tkds.co.jp
 
イナウトストア
info@inout.tokyo

『INOUT』のある街「東日本橋」とは? 

 
繊維問屋が軒を連ねる東日本橋・馬喰町界隈は、近年デザイン・アート・建築といったイベントの開催やリノベーションの増加などで、街並に大きな変化が現れているエリア。 日本橋や銀座、上野などの繁華街にもアクセスしやすく、駅も多く交通の便が良い。 かつて盛んだった問屋産業の形態が時代により変化し、街中に空きスペースが増え、そこにカフェやショップ、ギャラリー等が生まれ、現在また新しい活気が生まれている。

INOUT(イナウト)

〒103-0004 東京都中央区東日本橋 3-11-10 ユタカビル1F
TEL. 03-3567-1211(大代表)
https://inout.tokyo/