洋の東西を問わず暮らしになじむものを集めたお店
CLASKA Gallery & Shop “DO”
お店を訪れた人が、自分のライフスタイルを見つけられる
…そんなお店を訪ね、お店作り・売り場作りについて伺った。
東京・目黒通りの古い建物をリノベーションして生まれたデザインホテル「CLASKA」。その2階にあるショップとして始まった「CLASKA Gallery & Shop “DO”(クラスカ ギャラリー&ショップ ドー)」本店は、伝統の手仕事で生み出される工芸品から、現代のデザイナーによるプロダクトまで、今の日本の暮らしに映えるアイテムが集められている。
2008年にオープンして以来、広い分野にわたり、心地よい衣・食・住のアイテムを提供してきた同店。目黒通りは現在では「インテリア通り」と呼ばれ、個性的な家具店やインテリアショップが軒を連ねるが、「クラスカ ギャラリー&ショップ ドー」本店は、そうしたライフスタイル提案型のショップの先鞭を付け、人の流れを作るキッカケとなったお店といえる。
■ギャラリースペースでは作家やアーチストの企画展を開催
広い店内の空間は自然光があふれ、居心地のいい雰囲気。その各所に暮らしのイメージが広がるディスプレイがなされ、独特の落ち着いた美意識を感じさせてくれる。売り場の品物は、洋の東西を問わず現代の暮らしになじむものを、ディレクターである大熊健郎さんが中心となってセレクトしている。
店内にはギャラリースペースを併設し、随時、企画展を開催している。大熊さんと縁のある作家やアーティストの個展や新作の発表会等が行われ、その展示を目的に来店される方も多い。
古さと新しさがほどよく混在する街、蔵前の界隈の散歩がてらに、“変わったお店だな”“何か面白そ「CLASKA Gallery & Shop “DO”」は現在全国に直営で10店舗展開しており、店長の裁量が大きいため、店舗ごとに売り場のテイストが異なるのが特徴です。本店は本店ならではの空間や品揃えとなっていますので、ご来店されたらいろんな切り口からお楽しみ頂ければと思います」
(クラスカ ギャラリー&ショップ ドー 本店 店長 神田麻美子さん)
▲定番の人気商品であるオリジナル製品の麦わら帽子。子ども用のものが特に好評という
▲同じ建物内のホテル「CLASKA」の宿泊客など、海外からの観光客にも人気の製品
▲売り場で扱うアイテムの3割以上はオリジナル商品。イラストレーターに描いてもらった犬のイラストのトートバッグや弁当箱が人気商品となっている
▲食器やキッチンアイテムが豊富に揃う。デザインから販売まで一貫して作るオリジナルの器もある
▲落ち着いた美意識が感じられる店内。自然光が差しこむゆったりした売り場
▲自然体の雰囲気を大切にしているというディスプレイは、つい商品を手にとって見たくなる
「CLASKA Gallery & Shop “DO”」のある街「目黒」とは?
カフェや雑貨店、インテリアショップなどが多く、お気に入りのものを探しながらのんびり歩くのに最適な街。代官山に隣接し、恵比寿・渋谷・六本木等へのアクセスにも便利。なかでも中目黒は“おしゃれな街”“都会のオアシス”とも呼ばれる。
CLASKA Gallery & Shop “DO”〒152-0001 東京都目黒区中央町 1-3-18 CLASKA 2F |
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