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◇こだわりのShopをセレクト!◇
店主のこだわりが売り場にあふれる楽しい店  
路地裏猫雑貨 マルルゾロ 店主 飯田映理子さん


 

お店を訪れた人が、自分のライフスタイルを見つけられる
…そんなお店を訪ね、お店作り・売り場作りについて伺った。

 
猫好きの人なら立ち寄ってみたくなる、こだわりの猫雑貨がぎっしり詰まった店。東京・吉祥寺にある、昭和の面影を残す路地街「ハーモニカ横丁」の中にある「路地裏猫雑貨  マルルゾロ」は、店主の飯田映理子さんがセレクトしたアイテムが多彩にならぶ。
百貨店やショップの販売の仕事の経験を経て、飯田さんがお店をオープンさせたのが2013年の6月。それまで、吉祥寺を含めた「中央線沿線」エリアで長年暮らしてきた経験から「この街と猫は相性が良い」と感じたことが、猫関連の雑貨を扱う理由だったと語る。
売り場が1坪の小さなお店だが、壁面を上手に生かして商品の良さをアピールしている。暮らしの雑貨から文具・アクセサリーまでが豊富に揃えられ、“猫とともに過ごす”日々の楽しさが伝わってくるようだ。猫の飼い主をはじめ人間が使うものが多いが、猫用のファッションアイテムも人気だという。
「売り場の商品は、自分の心にひびいたものを選ぶようにしています」という飯田店主。小さなお店だからこそ、そのセンスがすみずみまで行き渡る。「猫が好き」という気持ちを、訪れた人みんなが共有できる、楽しさあふれる売り場となっている。
「今後はネット販売等にも力を入れていきます。広い店舗での展開も模索していますが、人のつながりを大切にする『ハーモニカ横丁』というロケーションにある温かい地域のイメージも、大切だと思っています」(飯田店主)
 


▲“猫とともに過ごす”日々の楽しさが伝わってくるような売り場


▲猫雑貨は、いたずらに安さや可愛さに走らない、大人が使えるクオリティの高いものが多い


▲店主がセレクトした作家モノのアイテムも人気。まず必ず自分で買って使ってみてから仕入れている


▲手作りの作家モノの商品や、猫のデザインの生活雑貨まで扱う分野は幅広い


▲お店のイメージキャラクターの猫を店主みずから描き、グッズやシールとしてお客様にプレゼントしている


▲猫用のニット帽は定番人気の商品


▲「ハーモニカ横丁」を少し入ると、さながら“路地裏の猫の集会場”のような楽しさに出会える


▲オレンジ色の立て看板がひときわ目を引く

「路地裏猫雑貨 マルルゾロ」のある街 「吉祥寺」「ハーモニカ横丁」

 
常に「住みたい街ランキング」のトップになり、多くの人が集う東京・吉祥寺。
駅前の賑やかな通りを一歩入ると、古き良き昭和の匂いが漂う「ハーモニカ横丁」がある。
縦横に伸びる細い路地に様々なお店が並び、おもちゃ箱のような世界が広がる。

路地裏猫雑貨 マルルゾロ

〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町 1-1-4
TEL. 0422-27-5764
http://maruruzoro.com