HOME > 2017年2月号

◇こだわりのShopをセレクト!◇
暮らしを楽しく豊かに彩る! 季節感が感じられる器のお店  
青葉堂 店主 柴田優子さん


 

お店を訪れた人が、自分のライフスタイルを見つけられる
…そんなお店を訪ね、お店作り・売り場作りについて伺った。

 
東京・清澄白河にある器と小物のお店「青葉堂」。大きなガラス張りのモダンな入り口の店内には、全国の産地の多彩な手作りの和食器が集められている。伝統的な古典文様のものから、現代風の楽しい柄の製品まで種類は多様。「手にとられるお客様が、暮らしの中で使われるシーンをイメージして商品を並べています」と店主の柴田優子さんはいう。
器や小物の持つ良さを生かす、“季節のしつらえ”の知恵が売り場のそこここに生かされ、お客様が暮らしを彩る楽しいアイデアを感じられる場になっている。色合いが明るい可愛い器から、“正統派志向”ともいうべき重厚なものまで幅広く揃うが、価格はリーズナブルな設定がなされている。
店主の柴田さんが、東京・青山の和食器店に永年勤務した経験を生かし、自らの視点でセレクトした器のお店をここ清澄白河にオープンさせたのが7年前。こだわりの器を通じ、四季の季節感と暮らしの楽しさの提案がなされ、訪れた人が好みに合わせて選べる売り場となっている。若い女性から主婦、年配の方まで幅広い来店があるが、贈り物にまた自分用に、さまざまな買い物を楽しんでいる。
「器を通じて、暮らしがちょっぴり楽しく豊かになる。そんなアイデアをお伝えできればと思います」(柴田店主)。気さくで明るい店主との会話を楽しみに来るお客様も多い。
 


▲全国の産地のこだわりの和食器が多彩に揃う


▲深川「資料館通り」の入口にある、モダンな店構えの明るいお店


▲店主セレクトの器で“季節のしつらえ”を提案する


▲お店の中央のテーブルでは、テーマを持たせた展示を行う


▲カジュアルで楽しい雰囲気の小物やお皿も人気


▲売り場の棚の陳列は頻繁に変えるよう心がけている


▲自然素材を使った小物と器を組み合わせてディスプレイ


▲定番の人気商品、三重県の4th marketのアイテム

「青葉堂」のある街「清澄白河」とは?

 
清澄白河は「深川」とも呼ばれ、江戸の面影が残る街。界隈には美術館やギャラリーが多く、“アートの街”として知られる。最近はカフェも多く誕生し、街歩きを楽しむ人が増えている。

青葉堂

〒135-0021
東京都江東区白河1-1-1 ファミーユ白河101
TEL. 03-6458-8412
http://www.aoba-do.com