HOME > 2017年5月号 こだわりのショップをセレクト

使う人に“良いモノの価値”をお伝えするお店
FreePark Tokyo


 

お店を訪れた人が、自分のライフスタイルを見つけられる
…そんなお店を訪ね、お店作り・売り場作りについて伺った。

 
暮らしをちょっとぜいたくにしてくれる「良いモノ」「ホンモノ」をセレクトして提案するお店「FreePark Tokyo」。JR東京駅前・JPタワーにある商業施設「KITTE」の4階にあり、幅広い層の来店者で賑わいをみせている。
取り扱う商品の種類は、バッグ、小物、生活雑貨をはじめ、アクセサリー類、キッチングッズ、器類や食まわりの製品まで、暮らしに関わるすべての分野にわたる。いずれもユニークで個性のあるアイテムばかりだ。品揃えは日本製の商品が6割、海外製が4割ほどで、取引先は優に100社を超える。
 
 
■商品を作る人と手にとる人との“橋わたし”役に
 
売り場には30代~40代からシニア層まで幅広い層の来店があるが、東京駅直結の「KITTE」内というロケーションから旅行者や観光客の女性が立ち寄るケースも多い。お昼や夕刻の時間帯には、近隣のオフィス勤めの方の来店も増える。「お客様が手にとられて、“楽しさ”や“驚き”を感じて頂けるような、心が豊かになるモノを選んで提案しています」と、店舗運営企業である㈲Excellent Goodsの大塚里賀さんはいう。
「FreePark」がスタートしたのは9年前。東京・駒沢の小さなビルの2階からはじまり、三軒茶屋の店舗を経て、4年前に現在のKITTE内に移転した。売り場では一貫して、モノを作り出す作家やメーカーについて、そしてその背景にあるストーリーをお客様に伝えることを目指し、デザインやアート性に優れる商品や、モノづくりの伝統を継承する商品などを多彩に提案している。


▲暮らしをちょっとぜいたくにしてくれるモノをセレクトして提案するお店


▲地域の地場産業とコラボした「FreePark」オリジナルの限定アイテム


▲カラフルな色合いの布製品。POPやカードで、作り手や地域などの商品の背景を伝える


▲ハンドメイドにこだわったルームフレグランス。販売を通して、作り手の思いを使う人に届けている


▲伝統産業と現代のデザインのコラボで生まれた「SIWA 紙和」製品のラインナップが充実


▲アイテムは暮らしのジャンルごとにまとめて、見やすい展示を心がける。こちらは食まわりのコーナー


▲売り場の商品に触れて、スタッフとの会話を気軽に楽しみながら、自分の好きな一品と出会える店


▲商品の良さが伝わりやすい陳列を目指す。あまり饒舌な店内装飾やデコレーションは行わない

「FreePark Tokyo」のある「KITTE」とは?

 
首都の表玄関である東京・丸の内、JR東京駅前のJPタワー内にある商業施設。地下フロアは同駅と直結しており、飲食・物販の店舗は全国各地からの旅行者や観光客の利用も多い。ネーミングは、商品やサービスに“切手”のような付加価値を加え、想いを届けるという意味がある。

★今回登場の「FreePark Tokyo」に続いて、この3月18日に新たに「FreePark Yokohama」がMARINE&WALKにオープン!詳しくはFreeParkのサイトで LinkIconhttp://www.free-park.jp

FreePark Tokyo

〒100-7004 東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 4F
TEL. 03-6256-0876
http://www.free-park.jp