HOME > 2017年9月号 こだわりのショップをセレクト

子どもたちを育む“木のおもちゃ”の良さが体感できるお店
木のおもちゃ ウッドワーロック wood warlock




お店を訪れた人が、自分のライフスタイルを見つけられる
…そんなお店を訪ね、お店作り・売り場作りについて伺った。

 

木製玩具専門店として、2000年に東京の巣鴨にオープンした「木のおもちゃ ウッドワーロック」。スイスのネフ社、スウェーデンのBRIO社をはじめ、ドイツ、フィンランド等のヨーロッパ・北欧製の木のおもちゃ、ボードゲーム、雑貨などを豊富に取り扱っている。

壁の黒色を基調とした落ち着いた内装の店内に、積み木、ごっこ遊び、造形の3分野の木製玩具を中心に、常時2500種類を超える商品を展示販売している。
売り場には子どもがおもちゃで遊べるプレイルームが併設されており、子連れで来店した親たちや、大人の方がゆっくりと売り場の商品を選ぶことができる。

 

子どもたちが自発的に興味を持つおもちゃを提案 


商品は素材・品質に留意し厳選してセレクトされており、デザイン性に優れた、ノンキャラクターのおもちゃが多い。「シンプルでデザインの良いものを選んで、子どもたちが『面白い』『遊びたい』と思うものを提案し、子どもたちを取り巻く環境が良くなれば、と思っています」と代表取締役の齋藤直之さんは言う。
ウッドワーロックが提案するおもちゃは、流行を追ったり価格訴求をするものではなく、子どもが主体的に手にとり自分で遊び方を工夫できるタイプのものが多い。同店では月に1回、積み木の実演ショーや木のおもちゃのゲーム会、また併せて絵本の読み聞かせ会などのイベントも開催している。

お店の顧客の方は、2代・3代にわたる幅広い層にわたっている。良いものを長く使って欲しいという願いから、商品の修理やメンテナンスもできる限り実施している。

「実際にお店に足を運ばれて、木のおもちゃに触れ、見比べて頂くと、いろいろな発見があると思います」と語る齋藤社長。地域の老舗の家具店で育った同氏の上質な木を見極める目によって、製品が選ばれている。


▲BRIO社・ネフ社はじめドイツ、スイス、スウェーデン、フィンランド等の木製のおもちゃが豊富に揃う


▲0歳から遊べるドイツ製のスロープのおもちゃ。赤ちゃん~3歳位まで、様々なタイプの商品がある


▲おもちゃを選んで遊ぶことが自発性と創造力を育み、子どものこころを“豊か”にしてくれる


大ボードゲームをはじめ、家族で一緒に楽しめる商品も人気。遊びで“コミュニケーション”を!


▲木製玩具の他にも、ベビーギフト向けの雑貨商品や生活雑貨なども取り扱っている


▲6畳ほどのプレイルームを併設。親子向け、大人向けの無料イベントを定期的に開催

「wood warlock」のある街「巣鴨」とは?

 
庶民的な街として注目度と人気が高まっている東京・巣鴨。「木のおもちゃ ウッドワーロック」のある巣鴨1丁目は、白山通りをわたると六義園などがある駒込のお屋敷街が広がる。子育て世帯の新たな転居・転入も多くあり、意外と街の新陳代謝が良いエリアとなっている。

木のおもちゃ ウッドワーロック wood warlock

〒170-0002  東京都豊島区巣鴨 1-22-7 藤谷ビル1F
TEL. 03-5976-0155
http://www.woodwarlock.jp/