HOME > 2017年10月号

◇こだわりのShopをセレクト!◇
毎日の暮らしを“ちょっと楽しく”してくれるお店  
1mm market 店長 大塚徹子さん


 

お店を訪れた人が、自分のライフスタイルを見つけられる
…そんなお店を訪ね、お店作り・売り場作りについて伺った。

 
ドイツやチェコなどの欧州からの輸入文具・生活雑貨をはじめとして、毎日の暮らしを“ちょっと楽しく”してくれるものをセレクトしている、東京・世田谷のお店「1mm market」(イチミリマーケット)。品揃えは輸入製品・国内製品が半々ずつで、デスク上で使うものをメインに扱っている。シンプルなデザインのものが多いが、贈り物などで受け取って思わず笑みがこぼれるような、どこか温かみがあるものが目立つ。
商品を選ぶ基準は、「日々、自分の周りで使う物の提案が多いので、見た時、使う時に楽しくなるようなものを提案をしています」と店長の大塚徹子さんはいう。色味が楽しく、かつデザインが気取りすぎていないものを揃えている。
大塚店長がこの松陰神社前の地にお店を開いたのは今から4年前。周囲は住宅街が広がる穏やかな街並みだが、「近隣の方がわざわざ大きな街まで出なくても、身近に個性的な店があり、立ち寄って気分転換して頂ける場にしたかった」と語る。
売り場の什器はゆったりと配置され、ベビーカーを持った方でも入りやすい。来店は、平日は地域の方が多く、週末は“街歩き”を楽しむカップル等が増えるそうだ。誰にでも見やすい商品の並べ方を心掛けて、お客様がお気に入りのアイテムを選べるように気配りしている。リピーターのお客様も増えており、かつて買い求めたアイテムのリクエストなどもあるそうだ。
「輸入商品に引き続き力を入れ、今後は売り場の特集のテーマづくりなど、見せ方に工夫していこうと思います」と大塚店長は語る。地域に溶けこみつつ、毎日を楽しくする提案を行っている。


▲小ぶりな大きさのドイツ製のスタンプや、ユニークなマグネット、カラフルなはさみなどが人気


▲スウェーデン製のカラフルなバッグ。部屋でマガジンラックにしたり、車内に置くなど自由に使える


▲新入荷に合わせておすすめの商品を提案。在庫はあまり持たず、ニーズに対応してこまめに発注を行う


▲カードやノート類のバリエーションが豊富。カードは誕生日用の需要が多いという


▲色味がきれいで、誰でも使ってみたくなる様なアイテムを揃えている


▲店内は明るく、くつろげる雰囲気。店がまえも個性的で、通りからもよく目立つ

「1mm market」のある「松陰神社前」(世田谷区世田谷)とは?

 
東急世田谷線松陰神社前駅から徒歩約2分の場所にある「1mm market」。吉田松陰ゆかりの松陰神社のあるこの世田谷区世田谷の界隈は、穏やかで落ち着いた雰囲気で、ふだんから人と人との交流が息づく街となっている。

1mm market(イチミリマーケット)

〒154-0017
東京都世田谷区世田谷 4-13-18
TEL. 050-3450-9515
http://ichi-mm.com