HOME > 2018年6月号 こだわりの売場をReport!

東京・銀座の百貨店に、温かな「商店街」が出現!
松屋銀座「銀座・暮らしの商店街」


 

お店を訪れた人が、自分のライフスタイルを見つけられる
……そんな売り場の催事を訪ねた。

 
昔の“商い(あきない)”と呼べるような、モノの作り手や商店主と商品の買い手との間に生まれる、温かさと親しみがあるつながり。東京・松屋銀座で5月9日(水)~15日(火)、8階イベントスクエアにて開催された『銀座・暮らしの商店街』では、そんなつながりのある売り場が展開された。
会場にはハンドメイドのアイテムや個性が際立つモノ、こだわりの商品などが集まり、温もりにあふれた“商店街”が出現した。家具や暮らしの雑貨、インテリア小物、器、キッチン用品、服飾雑貨、衣料、文具等まで、作り手やデザイナーの想いが生きた製品、そしてセレクトショップ店主の目利きで選ばれたアイテム、等々が一堂に提案された。
 

手仕事の良さに加え、モノへの“思い入れ”も売り場でお伝えする


「銀座・暮らしの商店街」を企画実行する㈱松屋 銀座本店バイヤーの豊島毅さんは「当店ではかねてより、手仕事やクラフトの技が生きる製品の提案に力を入れていますが、今回はそれにとどまらずヴィンテージアイテムや、販売される方に“モノへの思い入れがある”商品などもご紹介しています」と語る。
銀座の百貨店に登場した親しみのある「商店街」。逸品との出会いに加え、普段は全国各地に点在する個性的なセレクトショップを1度に回れる楽しみも生まれ、会期中は終始多くの来場者で賑わいをみせていた。


▲解体された古い建物から、古材、古道具をレスキューし販売する、長野県諏訪市の建築資材のリサイクルショップ「ReBuilding Center JAPAN」


▲“旅”をテーマに、世界の手仕事とアンティークを扱うお店「Rungta」の異国情緒あふれる商品


▲「VISION GLASS CAFE」では、人気の「バルミューダ ザ・トースター」を使った特別メニューを提供


▲琉球ガラス、やちむん(陶器)、民芸品に加え、全国の厳選缶詰などを扱う沖縄商店「ふくら舎」


▲富山・立山連峰の山麓で家具をつくり続ける「KAKI CABINETMAKER」が伝える、美しい無垢材家具


▲多肉植物のアレンジを提案する「TOKIIRO」。季節を感じられるアレンジメントが好評

松屋銀座『銀座・暮らしの商店街』
~銀座で見つける新しい手仕事の発見~

 
[会場] 8階 イベントスクエア 5/9(水)~5/15(火)
[ターゲット] 毎日の暮らしにつかう“モノ”に関心を持つ、30代~50代の女性。
作り手や選び手の考えや視点、そのモノの背景に共感して商品を買いたい人。
[販売商品] テキスタイル、服飾雑貨、器、雑貨、家具、インテリア用品、革小物 他

『銀座・暮らしの商店街』では会期中にワークショップも開催。
またこだわりのカフェも登場した。

 
◎「TOKIIRO 多肉植物アレンジコース/多肉植物リカバリーコース」
 多肉植物に特化したアレンジを提案するユニット <TOKIIRO> によるワークショップ
◎「.URUKUST レザーワークショップ」
 レザーブランド「.URUKUST」による、レザーキットを使った名刺入れ作り
◎「VISION GLASS CAFE」 
 耐熱ガラスの<VISION GLASS>と<バルミューダ>がコラボレーションしたカフェが会場に登場!

松屋銀座 8階イベントスクエア 5月9日(水)~15日(火)

〒104-8130 東京都中央区銀座 3-6-1
TEL. 03-3567-1211(大代表)
http://www.matsuya.com