HOME > 2018年8月号 こだわりのショップをセレクト:Riga Collection

自然と家族を愛するラトビアの“心”に触れられる!
Riga Collection 代表取締役 川島容次郎さん

(左)代表取締役 川島容次郎さん (右)セールスマネージャー 川島洋さん 

お店を訪れた人が、自分のライフスタイルを見つけられる
…そんなお店を訪ね、お店作り・売り場作りについて伺った。

 
素朴で温かみがあり、手にとると心が“ほっこり”とするようなラトビアの雑貨。東京・自由が丘にあるお店「Riga Collection(リガコレクション)」ではそうしたものを通じて、ラトビアという国の文化・風土を私たちに伝えてくれる。
ラトビア(ラトビア共和国)は、リトアニア・エストニアとならぶバルト三国のひとつで、バルト海に面しており北欧・ロシア・中部ヨーロッパを結ぶ交通の要所に位置する。森林をはじめとする豊かな緑と多数の湖など自然に恵まれ、ヨーロッパの古き良き街並みを今に残す地域として、日本でも関心と人気が高まっている。店名の由来である同国の首都リガは、「バルト海の真珠」「バルトのパリ」と称せられ、歴史的な建造物が多くその旧市街は世界遺産にも登録されているほどだ。
 

商品を通じて、素朴で温かな文化を幅広く伝える

 
リガコレクションの代表である川島容次郎さんの家族の方が、1960年ラトビア人の方にお世話になったことから始めたご縁と交流から始まり、同店ではさまざまな形で両国の文化交流にも関わっている。「当店の商品を通して、ラトビアの人たちの持つ温かな心をお伝えしたいと思います」と語る川島さん。小さな工房で、手作りで心を込めて作られた、リネン製品、バスケット、毛糸の編み物、木工品などには、今の日本ではなかなか見つけにくい“素朴さ”と“使い心地の良さ”を見つけることができる。「当店でラトビアの手作りの良さを味わっていただき、一人でも多くの方にラトビアを好きになっていただけたら幸いです」という川島さん。ラトビアの人たちは家族や地縁のつながりを大切にし、また地域の自然を深く崇拝する心を持っており、それがモノづくりのなかに生かされているのが大きな特徴だ。自分で使うのにはもちろん、心が伝わる贈り物としても喜ばれる。ぜひ同店でその良さに触れて頂きたい。


▲ラトビア独特の模様が美しい手編みミトン。同国ではミトンは人の心をつなぐ“文化”でもある


▲ハンドメイド作家による、本物の植物を形どりしたセラミック製のオーナメントが新入荷


▲白樺の素材のコースター。繊細な模様が美しい。お値段も手ごろでギフトにもピッタリ!


▲一つずつ削って作られるバターナイフやディッパー。道具へのこだわりが感じられる


▲ユーモラスで明るくモダンなデザインが楽しい、リネンのトートバッグ等が人気


▲機織り機で織り上げた、リネン(麻)のショールやマフラー。肌触りがよく非常に柔らかい

■手作りファンにも好評! リガコレクションの取り組み

リガコレクションは2010年に東京・中目黒にオープンし、昨年2017年2月に現在の自由が丘に移転した。ショップではラトビアの手編み雑貨のワークショップも開催。また地域で開かれる民芸市への出店、ラトビアのクリスマス会なども行い、雑貨好きの人や手作り愛好家の方、ラトビアに興味を持っている方々に好評を博している。

Riga Collection(リガコレクション)

〒152-0035
東京都目黒区自由が丘1-25-9 自由が丘テラス1F
TEL. 03-6431-3618
http://www.riga-latvia-gbs.com