HOME > 2018年12月号 こだわりのショップをセレクト:紙素材の製品が売り場で醸し出す“あたたかな異空間”紙モノ雑貨店 ぺぱむら

紙素材の製品が売り場で醸し出す“あたたかな異空間”
紙モノ雑貨店 ぺぱむら

 

お店を訪れた人が、自分のライフスタイルを見つけられる
…そんなお店を訪ね、お店作り・売り場作りについて伺った。

 
紙素材の製品というくくりで、商品の分野を超えてセレクトされたアイテムが並ぶ東京・西荻窪のお店「紙モノ雑貨店ぺぱむら」。季節のカードやバースデー用など種類豊富なグリーティングカード、カレンダー・ダイアリー、一筆箋やノート・メモ類・手帳類、ぽち袋、ブックカバーやバッグまで、商品の種類は多岐にわたる。
お店のオープンは2015年4月。販売担当の渡辺久美さんは、「紙の素材の雑貨を扱う“大人向けのお店”をコンセプトとしてお店を始めました。品揃えはまず自分たちが見て“面白い”と感じるもの、そして女性に限らず男性が見て面白いものをセレクトしています」と語る。売り場では和のテイストの紙製品をはじめ、扱う品目も幅広い。
 

こだわりのチョイスと陳列の工夫がお客様を魅了!

 
品揃えでは、あるテーマを決めて商品を仕入れ、テーマの棚の内容を期間ごとに変えている。「棚が変化すると店内の雰囲気がガラッと変わります。それに加えて新製品、変わらずに扱う定番商品を展開しています」と渡辺久美さんはいう。
お店に入ると目に映る、奥の壁面一面に並ぶカード類は、壁の赤い色に映えて、楽しい気持ちをかき立ててくれる。また、棚に陳列された立体カードや、組立てられたペーパークラフト製品など、訪れた人がワクワクする売り場作りが工夫されている。「普段の暮らしから離れ、“異世界”に浸れるような世界観の演出を目指しました」と、デザイン担当の渡辺律子さんは語る。
こだわりの品選びと売り場作りで、あたたかで和める雰囲気でありながら、来店者の心をひととき、楽しい“別の世界”へと誘ってくれる…「ぺぱむら」はそんなお店となっている。


▲ペーパークラフトなどはひとつひとつ組立てて、目を引くように楽しくディスプレイしている


▲販売担当の渡辺久美さん(左)と、デザイン担当の渡辺律子さん(右)


▲一筆箋やぽち袋など、普段使いできる“コミュニケーション・アイテム”が人気となっている


▲奥の壁に並ぶ多種多様なカード類。赤い色の壁に、紙モノの白い色がとても映える!


▲JR西荻窪駅南口から徒歩で1~2分。前面がガラス張りで、通りからもよく目立つ店構え


▲“お土産品”をイメージしたデザインの同店オリジナルの商品を、シールやメモで展開している

■「紙モノ雑貨店 ぺぱむら」のある街「西荻窪」とは?

JR中央線沿線の街「西荻窪」は、落ち着きがあり知的で芸術的なムードが漂うエリア。昔からあるお店と新しいお洒落な店が隣り合い、ナチュラルな雰囲気が息づいている。アンティークの街、雑貨店の街としても人気が高まっている。

紙モノ雑貨店 ぺぱむら

〒167-0054 東京都杉並区松庵3-39-11-1F
TEL. 03-5941-8346
https://pepamura.ten-graph.com/