HOME > 2019年6月号 こだわりの売場をReport!

店主や作り手と触れ合う、都会の百貨店の「商店街」
松屋銀座「第2回 銀座・暮らしの商店街」


 

お店を訪れた人が、自分のライフスタイルを見つけられる
……そんな売り場の催事を訪ねた。

 
お店に立ち寄ればワクワクする出会いがあり、モノの作り手や商店主との会話もはずむ…。そんな、温かさと親しみのある「商店街」が、初夏の銀座に登場した。
東京・松屋銀座で5月8日(水)~5月14日(火)に開催された『第2回 銀座・暮らしの商店街』では、“ヴィンテージ家具からハンドメイドの雑貨まで”とうたい、使い込むほどに愛着が沸くような、暮らしに寄り添う生活の道具を多彩に揃えて提案した。
会場となった同店8階イベントスクエアには、日本各地にある個性的なお店に加え、工房や作り手、メーカーなど約50の出店者が集結。手仕事の雑貨からアートを感じさせる作品までをセレクトする雑貨店、世界各地のアンティークが揃う“旅”がテーマのインテリアショップなど、個性豊かなお店の店主たちとお客様との出会いがあり、また製品の作り手とのふれあいや語らいも生まれ、終始活況を呈していた。
 

商いの原点である「心のつながり」が生まれる売り場

  
今回で2回目となるこの『銀座・暮らしの商店街』を企画実行した(株)松屋 銀座本店バイヤーの豊島毅さんは、「売場での対面販売を通じて、商いの原点ともいえる心のつながりや、作り手の思いなどを生活者の方にお伝えできる場を作りたいと考えました。お客様と店主の方、お客様と作り手の方との会話を通して、人と人との距離感が縮まるような配慮を会場に施しています」と語る。
売り場の品々は、器、バッグ・カゴなどの生活雑貨、インテリア、ペット用品、クラフト製品、アンティーク、アクセサリー、テキスタイル、靴・服飾雑貨、画材・アート、文房具、化粧品・バス用品など多岐にわたる。訪れた方が、店主や作り手と一緒に暮らしの楽しみ方を語り合える、昔ながらの商店街のような賑わいが生まれ、会場には多数のお客様が訪れていた。


▲国内の様々な染色技術を駆使して生み出される、made in Japanにこだわったオリジナルテキスタイルプロダクト(「La+h+5」)


▲ロンドンの生活雑貨店「レイバー・アンド・ウエイト」では、欧州で愛されている実用的で美しいデザインの日用品を展示販売した


▲店主みずから工房に足を運んでみつけた“本当に好き”な道具や器、雑貨、アーティフルな作品などを提案(「黄色い鳥器店」)


▲人との縁、ものとの縁を大切にしながら、店主が多面的な感覚でセレクトした生活雑貨やインテリアがならぶ(Roundabout/OUTBOUND)


▲インド・ボロシル社製の耐熱ガラス<VISION GLASS>と、<BALMUDA>バルミューダ ザ・トースターを使ったカフェが今回も登場した


▲日々の中で必要なもの、足りないものを企画・デザインし、質の高いメーカーや職人と共に作る、少し新しい日用品(YAMASAKI DESIGN WORKS)

「第2回 銀座・暮らしの商店街」では「日替わり朝市」も登場!
こだわりのカフェや、ワークショップも好評!!!

 
■「日替わり朝市」:午前10時 - 昼12時
○ ナチュラルで人と生活にやさしい「食」を作る7店が、日替わりで店開きをし、人気の美味しさを販売。
 
■「VISION GLASS CAFE」
■「TOKIIRO」「Lemmikko」によるワークショップ。

松屋銀座 8階イベントスクエア 5月8日(水)~14日(火)
〒104-8130 東京都中央区銀座 3-6-1

TEL. 03-3567-1211(大代表)
http://www.matsuya.com